生まれ変わったら花になろう*再び

50代女性の何気ない日々を綴っています。

余命宣告




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うす曇の8月最後の日の昨日。

マイナス口座の郵貯銀行から9,000円を引き出し、
国民健康保険2期分16,000円を支払った。
財布の中に1,000円札5枚だけ。
郵貯口座の残高は、-11,000円強・・・
侘しいけれど、想定内だからどうって事ない。

9月になった。
島に戻ってから、3ヶ月が過ぎようとしている。
3ヶ月という月日、身体の細胞は、3ヶ月前と殆ど入れ替わっているという。
ここに居る私の身体は、3ヶ月前の細胞の集合体ではないという発想になるのかな?
どんどん老けていくのは納得いかないが。

ここで一句

そんなどうでも良い事にも、
一区切りつけたがる
9月だから。

字足らず字あまり・・・


父親の余命1,2ヶ月の宣告を受けてから10日経った。
もはや治療の余地はない。
父親は、限りある命なら家に帰りたい、家に連れて帰ってほしいと懇願する。
何本ものコードで動けない父の身体をどうやって・・・
姉弟でも意見が異なる。
病院なら、手厚い医療と看護が受けられる。最もだ。
自宅に帰ればそれを家族が担うことになる。当然だ。
できない、無理、自信がないとは長姉と母親の意見。

面会に行けば、父親の口からでてくる言葉は、
「帰りたい」
「きつい」
「皆に囲まれて旅立ちたい」
そればかりだ。
げっそりとこけた頬骨の上で、ぱっちとしたまつげの瞳で遠くをみるように言う。

父親のこの目に似ればよかった。
、私もぱっちりまつげの可愛らしさがあったのもしれないのに。
残念な事に丸い団子鼻が似てしまってねえ。
似るところが逆だったら、私もそこそこいい女だったわ。
どこからか湧いてくるその思考を、我ながら不謹慎だと思った。

だって本音は、悩んだり迷ったりなんかする必要がどこにある?という素朴な疑問だけだし。

人生最後の願いだ。
叶えてあげたいという感情は素直にそのままでいいのではないか。

それなのになぜ長姉と母親は、
「頭を下げてでも病院に置いてもらえ」
というのか、全く理解に苦しむ。
大変だなんだといっている場合ではない。

ましてや母親は、長年連れ添っている夫婦なのに、よくぞ・・・

夫婦なら、その屍だって抱きしめていたいと私なら絶対に思う。
離婚したお前に言われたくないと、速攻で言い負かされそうだけど、
だからこそ余計に、私にとって夫婦の絆とは宝石のようにキラキラとした眩しいもの、
いくら手を伸ばしても、もう届かないかけがえの無いものに思えるのだ。
大切にして欲しいよ。


自宅で看取る。
今は、病院側でもできる限りのサポートシステムがあるという。
一人では困難でも、子供達5人の力が結集したらできないことではない。
当然、実家で親と寝食を共にしている私の責任は重くなる。



母親の介護の為に、生活手段のパートを辞めて島に戻った。
こういう展開になるとは夢にも思わなかった。
もしかしたら、私がここに居る究極の目的はこれだったかもしれないと思う。



人生の足跡は振り返れば、くっきりと型どられたものが見えてくるもので、
道中は、その瞬間、真下に踏みしめている形は自分ではわからないし、
向う行き先すら知らされていない。
でも、確かな道引きがそこに存在し、みえない糸に引っ張られている気がする。

それにしてもいろんなことがある。
自分から渦の中に突っ込んでいると言えなくも無いけど。

相変わらずの涙腺の弱さだし、この暑さだし、
体中の水分が汗だか涙だかになって、どんどん出て行くので、
そのうち、つま先から順々に干からびてくるだろう。

あれ何グラフっていったんだっけ?
忘れちゃったけど、上下左右に激しく動く波形のグラフを想像して
人間の感情の波もあんな感じかなあと思ったりした。

心が液体なら、ガチガチに凍らせて
心が生き物なら、標本にして虫ピンでかっちりと止めて
心が紙なら、ハサミでチョキョキと切り刻んで
動きを止めておきたい。

そうしたら泣くこともなく、波立つことも無く、
吹く風にとそよぐ木々の葉の一枚になれる。

南の島は、まだまだ暑いけれど

さよなら

夏・・・。




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カテゴリー:日々の思い

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パート時給794円で生きています。
夢はトトロの森で花と一緒に暮らすこと。

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